茅葺き屋根の修復の様子 Part.4🛖

こんばんは。
かやぶき古民家カフェ つむつむです。

大棟の土台部分と南面の屋根の下半分の修復が整ったところで、一気に4方向から茅を積み上げていきます。

毎日、作業の様子を撮影しているのですが、多い日には職人さんが10人近くいらっしゃるので、気付けば、ありし日の屋根の姿にどんどん近づいていくのです。

てっぺんまでは茅を縦向きに敷き詰められていくのですが、てっぺん部分は元気な茅が飛び出していて、やんちゃな孫の頭そっくりです👦🏻笑

頂点部分と大棟左右の出っ張り部分の形が整えられると、これまで丸みのあったフォルムから輪郭が生まれ、一気にシュッとした印象に!
そうそう、こんな屋根だった屋根だった。

頂点部分を覆う素材ですが、選択肢が3つ用意されました。
①トタン
②ガルバリウム鋼板
③杉皮

今回私たちは、②ガルバリウム鋼板を選択‼️
なぜかって?
それは1番頑丈だからです💪

X状に組まれる千木(ちぎ)と呼ばれる木材も運び込まれました。

前回の総替えは約50年前だったそうなのですが、当時中学生だった主人は、父親と一緒に千木とトタンにコールタールを塗ってお手伝いしたそう。
素敵なエピソードだなと思いました☺️

次回、完成発表ができそうです。
最終回をお楽しみに😉

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