茅葺き屋根の修復の様子 Part.5《完》🛖

こんにちは。
かやぶき古民家カフェ つむつむです。

ついに、茅葺き屋根のシンボルとも言える、千木が取り付けられていきます。

まず千木を屋根の上に運び、Xの角度を定めます。
そして、一度地上に持って下り、X状に組んでまた屋根へと持って上がり、大棟の上に設置していきます。

もう、あれよあれよという間に設置完了!
千木がつきその上に烏どまりが渡されると、これまで柔らかかったイメージの屋根が一気に引き締まります。

今回の修復で1つ新たな試みがありました。
それは棟の文字入れの部分です。
この文字ですが、施主の希望する文字を入れてもらうことができます。
火事が起こらないようにと「水」や「龍」の文字を、家の繁栄を願って「寿」や「松竹梅」を、はたまた職人さんの印を入れる、などというのが多いそう。
これまでの我が家の屋根にも、前回作業頂いた職人さんのマークが入っていました。

主人と話を重ね、南面の屋根上部につむつむのロゴを、
北面にはくさかんむりさんのロゴを竹であしらってもらいました。
これが最高にイイ‼️
我が家の屋根への愛着度が急上昇です⤴︎⤴︎

あとは職人さんの様々な道具を駆使し、茅を押し込み、刈り揃えて屋根の形を整えます。
作業の様子を見ていると地道な作業なのですが、ビフォーアフターを確認すると、そこには全く違った顔の屋根になっているのです。
すごいの一言です。

最後に足場だった長い木を取り外し、2年またぎの修復作業がここに完成しました。

ということで、
3月2日(木)よりつむつむの営業を再開いたします!
新たな命が吹き込まれた茅葺き屋根を、ぜひ見に来て下さいね☺️

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